AMHが低いと、卵の数が少ない
2016年02月21日

目次
AMHとは
原始卵胞が少なくなってくると、AMHの値が低くなります。
つまり、AMH値が高い場合…これから育つ卵が、卵巣内にまだまだたくさんある状態で、値が低いと…卵が少なくなってきている状態となります。
AMH検査は、一般に「卵巣年齢」を測ると言われています。
検査の結果が良くなかったとしても、数少ない残りの卵子の中に、生命力がある質のいい卵がある事と、その卵を育てる力が卵巣にある事が何より大切です。
生命力のある受精卵が1つあれば、赤ちゃんを授かる可能性があります。
なので、たとえAMH値が悪かったとしても諦めないで下さい。
卵巣の血流を良くし、卵をちゃんと育てられるように、少しでも元気に保つことを心がけましょう。
AMHが低いと、卵の数が少ない
AMHとは、抗ミューラー管ホルモンと呼ばれる、女性ホルモンの一種です。
AMHを測ると、『卵巣の中に卵子があとどのくらい残っているか』を調べることができます。
今後の治療方針を決める上で、重要な指標となるホルモン検査で、最近測っている病院が増えてきています。
数値が高いと、良い卵子に出会える率が上がります。 なので、妊娠には有利です。
しかし、AMHの数値=卵の質ではありません。
数値が低いからといって、卵の質まで悪いということではないのです!!
数値が0でも、妊娠・出産した例はあります
数は少なくても、「卵の質」が良ければ、可能性はあります。
AMHだけにこだわり過ぎるのは、良くないです。
卵の質は、年齢との関連が強いと言われていて、一般的には、年齢が上るにつれて卵の質が落ちていきます。
はり灸では、この妊娠にとって重要な「卵の質」を、良い状態になるように施術をしています。
*卵は、薬を飲んだからといって、質が良くなるわけではありません。
妊活には、はり灸がおすすめ
当院に来られている患者様は、妊活中の方が多いのですが、別の症状で通院されていた方が、妊娠するケースも、頻繁にあります。
妊活が目的で通っていたのでは無かったのですが、はり灸で体のコンディションを整えていたのが、結果的にとても良かったのだと思います。
身体の歪みやバランスを整えて、赤ちゃんを授かりやすい母体を作りましょう。
妊活と冷え性
不妊症の患者さんに共通するのが、「冷え性」です。
冷えの原因の一つに、運動不足による筋力不足があげられます。
日常的に運動する時間がなかったり、仕事の疲れで、動くのがおっくうというケースが多いようです。
また、甘い物(ケーキやジュースなど)も、多く摂れば、体を冷やしてしまいます。食べ過ぎには気を付けましょう。
冷え性対策で、最も大切なのは、体質改善です。
バランスのいい食事、規則正しい生活、適度な運動。当たり前の事ですが、なかなか出来ていないのではないでしょうか?
一度に完璧にこなそうとすると、ストレスになりますから、少しずつ改善していきましょう。
豊中市で妊活なら当院にお任せを!
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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