妊娠しやすい食生活
2023年09月21日

女性ホルモンは何から作られているの?
妊娠しやすい食生活を考えるときに、まず大切なのが女性ホルモンです。ではその女性ホルモンは、何から作られていると思いますか?
実は、「たんぱく質」「脂質」なんです。→要するに、肉と脂肪です。
- たんぱく質…代謝を促進し血流を改善してくれる。
- 脂質…代謝を助ける役割をしてくれる。
この2つは「血の巡り」を良くする以外にも、大切な効果があります。
それは、女性ホルモンの元になるということです。
例えば、月経不順の主な原因は、女性ホルモンを促す刺激ホルモンが減少しているからなのです。
たんぱく質と脂質
若い女性はダイエットしているから、お肉(タンパク質)や脂肪は食べない!と控えている人も多いですが…。
実は、女性ホルモンが少なくなり、不妊症の原因になるケースがあります。
ダイエットのために、肉や脂肪を控えても痩せません。むしろ代謝が悪くなり、ちょっと食べただけで太りやすい体になってしまいます。
痩せようと思うなら、制限せずに脂肪を摂るべきです!
そして、不妊症の原因は脂肪を控えているからかもしれません。積極的に肉・脂肪を食べましょう!
おすすめの食べ物は?
肉は、牛肉、豚肉、鶏肉の順に脂肪が多いので、積極的に食べましょう。
魚だと、赤みの多い鮭、マグロ、カツオが良いのですが、赤ちゃんを望んでいるならば、胎児へ奇形リスクになる水銀の多い大型の魚は、極力避けたほうが良いかもしれません。
小型のししゃも、イワシ、サンマなどがおすすめです♪
豆腐、納豆、卵などの植物性たんぱく質も摂り、動物性たんぱく質をバランス良く摂るのが良いです。
赤ちゃんの元になる卵子や精子は、毎日の食べる物から出来ています。脳が働くのも、卵巣が機能するのも、食べ物の栄養のお陰なのです。
妊娠しやすい食生活のポイント
- 3食規則正しく、様々な食材をバランス良く
- よく噛んで食べる
- 外食、インスタント食品は控える
卵子の質を良くする食べ物
抗酸化作用の高いものが効果的です。まずは毎日の食事で体の基礎を整えて、妊娠しやすい身体を作りましょう。
- 人参・・・β一カロテンが多く、体内で必要なだけビタミンAに変わります。残りは抗酸化作用を発揮してくれます。
- トマト・・・リコピンには活性酸素を除去する働きがあり、ビタミンCも豊富。
- 大豆・・・ミネラルとたんぱく質を効率的にとれ、大豆レシチンは血液のコレステロールをコントロールします。
- ピーマン・・・豊富なビタミンCが老化や病気の原因になる活性酸素の害を防ぎ、体の免疫力を上げてくれます。
- りんご・・・抗酸化作用があり、脂肪の吸収を抑え、コレステロール値や中性脂肪値を減らしてくれます。
- かぼちゃ・・・緑黄色野菜はビタミンが多く抗酸化ビタミンや、強力な抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。
- かぶ・・・成分のグルコシアネートは血液をサラサラにし、活性酸素を除去してくれます。
妊娠前・妊娠中におススメ飲料
ルイボスティー
妊娠中や授乳中は飲み物に気を遣いますよね。安心して飲むことができることからおススメするのがルイボスティーです。
ルイボスティーの効能・効果は?
- 冷えの改善
- リラックス効果がある
- 美肌効果あり
ルイボスティーに含まれる成分には、神経を落ち着かせる効能があります。
妊活中や不妊治療中は、気が焦ってしまったり、不安になったりすることがあるかもしれません。そんなときは、一杯飲んでホッとしてみませんか。
ルイボスティーに含まれる酵素には、細胞の老化を促す「活性酸素」を抑える抗酸化作用があります。
活性酸素は、シミ・しわ・そばかすといった肌の老化にも関係しているので、飲むだけで美肌効果も期待できます♪
不妊にも効果がある?
不妊症の改善にも期待できます!!
- 卵子・精子の老化を防いでくれる
- 女性ホルモンの作用がある
活性酸素は体の様々な臓器だけでなく、卵子・精子の老化も早めてしまいます。卵子や精子が老化すると質が下がり、妊娠率も下がってしまいます。
ルイボスティーに含まれる酵素は、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があるので、卵子・精子が老化するスピードを遅らせてくれます。
ルイボスに含まれる成分は、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」と同じ作用があります。エストロゲンは、受精卵の着床をしやすいように、子宮内膜を厚くする働きがあります。
毎日飲むものだからこそ、体に良いものを摂りたいですよね。様々な効果があるのでおススメします♪