妊娠率を下げてしまう身体のSOS

2022年10月24日

妊娠率を下げてしまう身体のSOS

あなたの身体のSOSとは?

ご自身の身体に何か症状が出ている時には、実は身体からSOSの信号が出ています。

今、出ている症状をしっかり把握し、その症状に合った対処をしていきましょう。

 髪の毛・肌・爪について
  • 爪がギザギザ
  • ささくれ
  • 肌荒れ
  • 髪の痛み

上記のような症状の方は、タンパク質不足の可能性があります!タンパク質不足により、妊娠率が低下しているかもしれません。

便の状態について
  • 便秘の方
  • 下痢の方
  • もしくは、2つを繰り返す方!

腸内環境の乱れがあると、女性ホルモンが乱れます。卵子の成長、分割率が低下してしまっているかもしれません。

尿の状態について

尿の色が濃い方は、水分不足の可能性あり。

水分不足により、子宮内膜が良くない状態かもしれません。

1日1.5ℓを目安に、ルイボスティーの摂取がおすすめです。血液をサラサラにしてくれます。

おりものや性器の異変について

おりものや性器の異変により、様々なことが分かります。ネバネバやサラサラの具合で、妊娠率が変化してきます。

  • 量や色、臭いや状態などがいつもと異なる
  • 外陰部や膣などにかゆみや痛みがある
  • できものがある

上記のような方は、血液の質が悪いケースが考えられます。

子宮内膜や子宮筋腫、性器クラミジア感染症等の性感染症、子宮がん、子宮頸管炎、カンジダ膣炎などにご注意ください。

月経・生理痛について
  • 我慢できないほどの月経痛(腰痛・腹痛)がある
  • 月経時に嘔吐や下痢が伴う
  • 出血量が多い、月経期間が長い

月経に関連する症状は、経血が外に出てくる為、モニタリングしやくなりますので、観察してみましょう。

上記にような方は、血液の質が悪く、子宮内膜症、子宮筋腫、月経前症候群(PMS)等の危険性があります。

ドロッとした血液、塊のある方は要注意。血液の質を改善し、妊娠率UPを目指しましょう!

生理の状態チェック

理想的な生理の状態で、大切なのは以下のポイントです。

  • 痛みがない
  • 経血の色が明るい
  • 経血がサラサラで塊がない

他に量や期間などもありますが、まずこの3つの点に注目してください。

あなたの生理はどうですか?

痛みがあったり、色がどす黒かったり、あるいは500円玉くらいの塊がゴロゴロ出ていたりする人もいるでしょう。

なかなか他人と比べる機会もなければ、話題にすることもない…。なので、いわゆる「標準」とされる状態を知らない人がほとんどです。

生理痛を無くそう

今より「軽くなる」ということを大切にしてください。

生理痛はあって当たり前!と考えている人が少なくありませんが、これは大きな大間違いです。

生理痛がないのが正常なだけでなく、女性にとっての健康のバロメーターになります。

どの程度からが生理痛なのか分からない方もいらっしゃると思いますが、「重たい感じがする」「違和感がある」という程度であれば問題ありません。

もし、痛み止めを飲む、飲んだ方が楽、という事であれば立派な生理痛です。

生理痛は子宮からのSOS

痛みというのは、本来、体が出しているSOSです。

生理痛も同じで、子宮からのSOSなのです。生理痛は、冷えや血流の悪さが子宮に影響しているサインです。

生理痛がある場合は、応急処置としてすぐに温めましょう。子宮を冷やさないようにしましょう。

腹巻は必須で、足が冷えると子宮も冷えるので靴下、レッグウォーマーもうまく活用しましょう。

妊活中のおすすめの【運動】

2022年10月20日

妊活中のおすすめの運動は?

妊活中は、卵巣の状態を良くすることが大切です。そのためには、血流を良くしてしっかり卵巣へ栄養を届けることが重要です。

それには【適度な運動】が、非常に効果的です。

運動をしていくと、筋肉量が増えます。

筋肉が増えると、基礎代謝(内臓を動かすなどの生命維持のための消費エネルギー)も増し、血流を促進する力が増えます。

まずは自分でできる軽い運動から始め、慣れてきたら毎日【続ける】と更にに良いでしょう!

おすすめは、有酸素運動です。

何から始めたら良い?

ウォーキング

ウォーキングをすると、下半身の血流が良くなります。下腹部への血流も良くなるので、子宮が温まり、受精卵が子宮に着床するための良い環境が出来ます。

1日30分間を目安に取り入れてみましょう。

駅まで歩くようにしたり、帰りに一駅手前で降りたり、エスカレーターは止めて階段を使うなど、無理なく歩くことから始めましょう。

ストレッチ

骨盤周りのストレッチをすると、骨盤の位置が整えられます。すると子宮や卵巣への圧迫がなくなりますので、不妊症の改善になると言われています。

1日10分を目安に、お風呂上り(体が温まっている状態)に行うと、血流が良くなり効果的です。

ヨガ

ヨガは、全身を無理なく動かすので、血流が促進されリラックス効果があります。

あまり無理な体勢は避けて、リラックスしながらやってみましょう。

ホルモンバランスを整えるポーズなどもあるようです。

その他

基本的にゆっくりとした運動が良いでしょう。

サイクリング、水中エアロビクス、水中歩行、ピラティスなどもおすすめです。

脂肪について

妊娠率には、筋肉量や体脂肪率が大きく影響します。

ですので、痩せ過ぎていても、太り過ぎていても妊娠しにくくなります

また、筋肉量を増やし過ぎて、脂肪が少なすぎるのも良くありません。

脂肪は、月経を起こすのに必要なホルモンを分泌します。排卵の為には、22%以上の脂肪が必要と言われています。

激しい運動はNG

ハードな筋トレや運動は、身体に負荷が大きくなります。

その結果、体内に大量の活性酸素が発生し、卵子や精子の老化を促す恐れがあります。

また、妊娠の可能性がある場合も、流産への危険性もありますので、気を付けましょう。

頑張り過ぎは注意!

運動をする時間が取れない方は、腹筋や軽いストレッチなど、仕事や家事の合間に行いましょう。

ですが、頑張りすぎは禁物です。

妊娠には運動は効果的ですが、「毎日やらなくちゃ!」と思い過ぎると、プレッシャーになり逆に良くありません。

一日おき、もしくは忙しい日はお休みする等、無理なくトライしてみてください。

負担のない範囲で、楽しく取り組めるのがベストです。

卵子の質を上げよう!

2022年10月4日

卵子は年と共に減っていく

胎児の頃がピーク

卵子は、お母さんのお腹の中にいる頃(胎児の頃)から形成されています。

その数は、胎児の頃がピークで、おぎゃあと生まれた時には、卵巣におよそ200万個があります。

しかし、成長と共にどんどん減り、月経が始まる頃には20~30万個に。そして閉経までにほぼゼロになります。

排卵によって減っていく卵子は、1年に12個前後ですが、排卵以外にも月経の有無に関係なく、毎日約30個の卵子が減っていきます。

38歳頃~

38歳ごろからは、卵子が新しく作られるということはなく、減少のスピードが顕著になります。

そして、染色体異常の発生率が高くなり、受精後の卵子がうまく育たなくなってきます。妊娠しなかったり流産が多くなってきます。

卵子の質を良くする

染色体異常に関しては、これを防ぐ方法は残念ながらありません。

しかし、卵子の質を良くすることはできます!(質が悪くなると、受精や妊娠しにくくなってしまう)

体を健康にすることで、卵子を妊娠可能な状態に戻すことができるのです。

自分で出来ることは、健康的な食事、睡眠、運動を心掛けたり、卵子が発育する場所である卵巣への血流を促進したりすることです。

卵子は、加齢とともに老化することが分かっています。生活習慣を見直して、卵子の質を上げていきましょう。

受精に欠かせない「卵子の質」を良くすることも、妊娠には大切な考えです。

良い卵子への日常ケア

日光に当たる

日光に当たると、ビタミンDが生成されます。

食べ物で、ビタミンDの摂取が難しい場合は、1日15分くらい日光に当たりましょう!!熱射病や体調に気をつけてください。

ウォーキング

ウォーキングは、全身運動なので血液の巡りを良くしてくれます。

また、激しい運動よりも、ゆっくりできるヨガやストレッチなどの軽めの運動もおすすめです。

スマホ時間を減らす

スマホは便利な反面、SNSの見過ぎにより、心が病んだり、睡眠の質を低下させたりします。それが卵子の質の低下にも繋がってきます。

甘いものを控える

ストレス軽減のため!と思って食べているつもりが、食べ過ぎると体の糖化に繋がります。
甘い飲み物やお酒もほどほどがベター!!

早寝・早起き

規則正しい生活は、卵子だけでなく、体全体の機能の改善ができます!

睡眠時間は7~8時間が理想。今の季節は、冬より早起きしやすいので始めるにはうってつけです。

精子とは違い、卵子は生まれたときから体内にあるものです。ぜひ日常で、卵子の質を上げるケアを心掛けていきましょう。

出来ることから始めましょう

無理なく、出来ることから始めましょう。

例えば、

  • 仕事で残業…
  • 疲れて帰ってきて、そこから料理をする…
  • しかも、野菜もたくさん摂って、バランス良く…

なんて、毎日できないですよね。。

自炊にこだわらず、「今日はお惣菜を買って帰ろ!そして、早く寝よう!」の方が、ストレスも溜まりません。

睡眠時間も確保できて健康的かもしれません。そういう日があっても○

男性もぜひ協力を

また、BMI 25以上の男性は、精子濃度が低下するとの報告もされています。

精子も生活習慣によって、質の低下がみられます。パートナーの男性も、運動・食生活の改善・禁煙など、できることを始めましょう。

妊娠は女性だけの問題と捉えがちですが、女性1人だけでがんばるのは、なかなかツライものです。通院にしても、女性側の負担は非常に大変です。

お二人のお子さんです!一緒に協力し合い、無理なく出来ることから実践していきましょう。