妊活にはお灸を!

2017年09月27日

妊活にはお灸を!

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はり灸は、全身にある経穴(ツボ)と呼ばれる所に、針をしたり、もぐさに火をつけて温めたりして、刺激する方法です。

鍼と灸を、どのように組み合わせるかは、患者様の状態によって異なります。

ツボを刺激すると、人間が本来持っている自然治癒力を向上させ 、気になる症状を改善させていきます。

体質を整えて、病気を治療する東洋医学の一つです。

はり灸は、なぜ効果があるの?

一般的に、肩こりや腰痛、神経痛などに、よく効くとされています。

意外かもしれませんが、実は、生理痛や月経不順、不育症などの婦人科系疾患にも効果があります。

妊活の施術では、体の調子を整えて、妊娠しやすい体を作っていきます。

はり灸を受けると、具体的には以下のような効果が期待できます。

  • 血行が良くなり、お腹や骨盤周りの冷えなくなる
  • 自律神経が整い、ホルモンバランスが整う
  • 子宮や卵巣の働きが活発化する
  • 心身をリラックスさせ、ストレス解消

体の冷えや自律神経、ホルモンバランスの改善は、妊娠しやすい体作りの基本です。

リラックスを

ストレスや精神的な影響で、ホルモンバランスは乱れやすいので、リラックスすることが大切です。

例えば、ホルモンバランスの乱れで月経不順が起きていて、なかなか妊娠できない人もいます。

妊活には、はり灸で体調を整えていくと、うまく妊娠できる可能性が高まるかもしれません。

カウセリング

まず、カウセリングで、しっかり体の状態や体質をチェ ックします。

症状や体質に合わせて、施術方法を考え、しっかり説明をしながら、施術を進めていきます。

鍼の痛みが、心配な人もいると思いますが、ほとんど痛みはありませんので、ご安心ください。

緊張せず、できるだけ力を抜いた状態で、鍼の施術を受けましょう。

妊活のお灸

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ツボに熱刺激を与える方法は、2つあります。「直接灸」と「 間接灸」です。

 

直接灸とは

もぐさを直接ツボの上に乗せ、温めます。

間接灸とは

少し離れた所からツボに向けて温めます。

をつけてから、ピリピリと熱くなったら、直ぐに外して下さい。ピリピリしたら、血行が改善した合図です。

卵巣や子宮の機能がアップ

婦人科系のトラブルがある場合、お灸で下腹部や足を温めると、骨盤周りの血行が良くなり、卵巣や子宮の機能の改善が期待できます。

最初、通院のペースとしては、だいたい週1~2回が理想です。個人差があるので体調や症状の変化を見ながら決めましょう。

お家でも、妊活のお灸が出来ます。自宅ですと、自分の好きな時間にできるのでおすすめです。

据える場所は、大切なので、マジックで印をつけてもらうと良いでしょう。

豊中市で人気のお灸なら当院へ

お灸は、置く場所が肝心です。

体中には、沢山のツボがあり、ツボの組み合わせも様々です。自宅で行うには、やはり限界があります。

治療効果を上げるには、やはり熟練した方に診てもらうことをおすすめします。

はり灸は、一度受けただけで、効果が出るものではありません。

体質が改善され、症状が消失したと感じるまでは、ある程度の時間が必要です。

1~2回の施術で、完全に治るわけではありませんので、ご理解ください。

豊中市から来院多数です。お気軽にご相談ください。

低体温と不妊

2017年09月14日

低体温とは何か?

個人差はありますが、人間の理想の基礎体温である36~37度よりも低い状態を表します。

36度より低い人は、低体温であり、知らない間に健康を害しています。

冷え性と似ているのですが、冷え性のように身体が冷えているという「自覚症状」を、あまり感じないのが現実です。

不妊症との関係

低体温は、授かりにくくなる原因の一つです。

体温が低くなった状態が続くと、身体全体の代謝は低下し、血液の流れが悪くなります。

そうなると、

  • 卵胞刺激ホルモン(エストロゲンを分泌したり、卵巣に刺激を与えて卵胞を成熟させる)が分泌しづらくなってしまう
  • 排卵障害(卵巣機能低下、月経不順、多嚢胞性卵巣など)を引き起こす
  • 排卵があっても卵子が育っていない
  • 排卵できたとしても、子宮等が冷え切っていると、着床や胎児の成長がうまくいかない

というリスクが出やすくなってしまいます。

妊娠できないか、できても流産する可能性も高くなります。

まず体質を変える

生殖機能がある下半身は、特に冷えやすく、体温が下がると、卵管までもが収縮してしまいます。

そして、子宮内膜症や子宮筋腫、不妊症などの原因にも繋がっていくのです。

もしこのような状態で、妊娠を望んでいるのなら、まずはその状態をどうにか改善する必要があります。

そのためには、生活習慣の見直しも勿論大切ですが、それだけでは効果が出るのには時間がかかってしまいます。

そこでおすすめなのが、はり灸です。

低体温で来院多数!

はり灸では

特に、自律神経の働きに関係するツボを使い、正しく働くように施術を行います。

代謝や血流を改善させることが得意な医学ですので、低体温や冷え性には、最も適していると言えます。

はり灸を受けると、お腹や骨盤周りの血行が良くなり、冷えが改善されたり、自律神経が整い、ホルモンバランスが整います。

その結果、子宮や卵巣の働きが良くなり、 リラックス効果も高まりストレスが解消されたりするという効果が期待出来ます。

これらは、妊娠しやすい体作りの基本です。

リラックスを

精神的な影響で、ホルモンは大変乱れやすいので、リラックスする事がとても大切です。ストレスを溜めないように、ストレスだと感じないようにしましょう。

生活習慣が原因になっている方は、はり灸で妊娠できる可能性が高まるかもしれません。

妊活は、上手に気分転換をしながらゆっくり、やっていきましょう。

当院には、豊中市からもたくさんの患者様が来院されています。