妊活中のおすすめの【運動】
2022年10月20日

妊活中のおすすめの運動は?
妊活中は、卵巣の状態を良くすることが大切です。そのためには、血流を良くしてしっかり卵巣へ栄養を届けることが重要です。
それには【適度な運動】をするのが非常に効果的です。
運動をすると、血流が改善され体温が上がり、筋肉量が増えます。筋肉が増えると、基礎代謝(内臓を動かすなどの生命維持のための消費エネルギー)も増し、血流を促進する力が上がります。
まずは自分でできる軽い運動から始め、慣れてきたら毎日続けると更に良いでしょう。おすすめの運動方法は、有酸素運動です。
何を始めたら良いのでしょう?
ウォーキング
ウォーキングをすると、下半身の血流が良くなります。下腹部への血流も良くなるので子宮が温まり、受精卵が子宮に着床するための良い環境が出来ます。
1日30分間を目安に取り入れてみましょう。駅まで歩くようにしたり、帰りに一駅手前で降りたり、エスカレーターは止めて階段を使うなど、無理なく歩くことから始めましょう。
ストレッチ
骨盤周りのストレッチをすると、骨盤の位置が整えられます。すると子宮や卵巣への圧迫がなくなりますので、不妊治療の改善になると言われています。
1日10分を目安に、お風呂上り(体が温まっている状態)に行うと、血流が良くなり効果的です。
ヨガ
ヨガは、全身を無理なく動かすので、血流が促進されリラックス効果があります。あまり無理な体勢は避けて、無理なく取り入れてみましょう。
ホルモンバランスを整えるポーズなどもあるようです。
その他
基本的にゆっくりとした運動が良いでしょう。
サイクリング、水中エアロビクス、水中歩行、ピラティスなどもおすすめです。
脂肪について
実は、妊娠には、筋肉量や体脂肪率が影響します。ですので、痩せ過ぎていても太り過ぎていても妊娠しにくくなります。
また、筋肉量を増やし過ぎて、脂肪が少なすぎるのも良くありません。
脂肪は、月経を起こすのに必要なホルモンを分泌します。排卵の為には、22%以上の脂肪が必要と言われています。
激しい運動は避けましょう。
ハードな筋トレや激しい運動を行うと、身体に負荷が大きくなります。
その結果、体内に大量の活性酸素が発生し、卵子や精子の老化を促す恐れがあります。
また、妊娠の可能性がある場合も、流産の一因となることもありますので、気を付けましょう。
頑張り過ぎは注意!
運動をする時間が取れない方は、腹筋運動や手足の曲げ伸ばし、軽いストレッチなど、仕事や家事の合間に行いましょう。
ですが、頑張りすぎは禁物です。
妊娠には運動は効果的ですが、「毎日やらなくちゃ!」と思い過ぎると、プレッシャーになり逆に良くありません。
一日置きにする、もしくは忙しい日はお休みする等、自分でルールを決めてみるのも良いでしょう。
負担のない範囲で、楽しく取り組めるとリラックスにもなりますので、自分に合った運動を見つけてみて下さい。
関連記事
この記事に関連するページ
- 関連ページはまだありません。