不妊症には、ミトコンドリアの活性化を
2016年02月12日

目次
妊活には、ミトコンドリアの活性化を
活性化させると、卵子が元気になると言われています。今回は、不妊症とミトコンドリアの関係についてご紹介します。
ミトコンドリアが劣化した場合、エネルギーを作らなくなり、卵子も弱り、娠しにくくなってしまうことが知られています。
成熟する時、精子と出会う時、胚分割をする時、着床する時にもミトコンドリアが作用していることがわかっています。
不妊症は、ミトコンドリアが劣化してうまく働かなくなってしまった結果とも考えられます。
ですので、活性化することで、卵子が強くなり、妊娠率が高まるというわけです。
強くする運動
ミトコンドリアは、身体のエネルギーを作ります。弱っていると、エネルギー不足になり、老化につながります。
働きが活発な場合、卵子も精子も受精能力が高くなります。活性化させるためのおすすめの方法は、ウォーキングです。
少し負担をかける
心臓に少し負担がかかるような「早歩き」で、心拍数は120位を目安にしてください。
心臓に少し負荷がかかる程度にすることで、活性酸素が少し発生します。この少しの活性酸素が、ミトコンドリアを元気にします。
少し発生させるのがコツで、活性酸素は酸化力の強い毒のようなものですが、少しだと殺菌や解毒の作用が働きます。
ランニングになると、活性酸素が大量に発生してしまい老化や病気の原因になってしまいます。
おすすめウォーキング方法
- 十分なストレッチ
- 早歩きで15分の有酸素運動。
- ゆっくりと10分歩く。
急に歩くのを止めると、活性酸素が大量に発生します。ゆっくりとクールダウンさせます。
最後にゆっくり歩くことで、ミトコンドリアが元気な状態を維持させることが出来ます。
冷え性改善
ミトコンドリアを元気にすれば、エネルギーを生み出す力もアップしますので、冷え性も改善されます。
夜更かしをして、ネットで妊活について検索したり、妊活のブログを読みあさったりして、ストレスを溜めていませんか?
治療などについて不安に思って、ネットで様々な情報を探してしまうのかもしれません。
しかし、ネットから心身ストレスを受けると、脳や肝臓で大量の活性酸素が生み出されていまい、それでは本末転倒です。
ネットの情報で不安になるくらいなら、ぜひ外へ出かけて運動やウォーキングをしてみて下さい。
ミトコンドリアを元気にして妊娠力を高めるには、適度な運動がおすすめです。
外へ出て積極的に体を動かしていきましょう!豊中市で妊活なら当院にお任せを!
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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