低体温には、お灸(三陰交)を
2015年11月29日

目次
妊活中の低体温には、お灸を!
妊活中、冷え性に悩まされている人たちは、非常に多いです。そのようなときには、ぜひお灸で温めましょう。
冷え性の方は、血流も悪く、免疫力が下がってしまいますので、妊活をする上でも、不利になってしまいます。
冷え性の原因
自律神経の乱れ
最も大きな原因とされているのが、自律神経の乱れによるものです。
人間の体温調節は、自律神経によって支配されており、乱れてしまうと、うまく体温調節が出来なくなってしまいます。
また、血行が滞ってしまうことによって、自律神経の働きがバランスを崩してしまいます。
通常の人間の体は、気温が低下すると、体の血管を収縮させて、体温が逃げないようにします。
暑くなると、血管を拡張させて、熱を発散させるように働きます。
この働きを調整しているのが、自律神経なのです。
しかし、このメカニズムが正常に働かないと、毛細血管の収縮が続いてしまい、その結果として、「低体温や冷え性」を招いてしまいます。
女性ホルモンのアンバランス
女性は、ストレスや生活環境によって、ホルモンのバランスが崩れるケースがあります。
この崩れたホルモンが原因となって、冷え性(低体温)になる場合も多く見られます。
筋力低下
冷え性は、圧倒的に筋肉の弱い女性に多く見られます。
体全体が冷えてしまうというよりも、手足が部分的に冷えてしまうという症状が一般的で、ひどくなるとお腹や全身も冷えてきます。
これらの症状は、意外にも冬場だけのものではなく、暑い夏でも引き起こされてしいます。
むしろ夏の方がよく冷えるケースがあります。
妊活をされている方は、ほとんどが、この冷え性(低体温)に悩まされています。
東洋医学(はり灸)では
原因は、意外なところに潜んでいます。
自分だけで、悩んで考えてしまうよりも、専門家に最初に体の事をよく診てもらって、調べてもらう方がいいと思います。
東洋医学では、自律神経の働きを調整するために、鍼やお灸で使って身体を整えていきます。
また、はり灸は、血液の流れを改善させ、しっかり体の隅々まで循環させるように身体を改善させていきます。
冷え性(低体温)を改善しつつ、妊活ができる「はり灸院」がおすすめです!
冷え性のツボ
よく使うのが、内くるぶしの上にある「三陰交(さんいんこう)」というツボ。ここにお灸をすえる事が、効果的とされています。
三陰交のツボは、使いやすく、臨床でもよく使うのですが、ご家庭でも、せんねん灸などで、身体を温めて頂いております。
他にも効くツボはありますが、体質や体調をこと細かくチェックして、各々に合ったツボをご紹介しています。
お灸をすることは、冷え性に最も効果のある方法だと思います。
毎日コツコツしていくことにより、徐々に体調も変化し、冷え性(低体温)も改善していきます。
豊中市で冷え性(低体温)なら 当院にお任せを!
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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