不妊治療のために仕事を辞めるべき?
2015年12月9日

目次
妊活のために退職?
仕事で、ストレスを全く感じないという方は、ほとんどいないでしょう。
どんな仕事でも、何か多少はあるはず…。そんなとき、仕事を続けるべきか?辞めるべきか?
実際、辞めたくても辞められない状況があったり、辞めた時のデメリットなどを考えると、なかなか決断が難しくなります。
ストレスによる悪影響
生理不順(遅れたり、早まったり)は、多くの女性が経験していると思います。その原因の一つに、仕事の疲れや負担があります。
ストレスによってホルモンバランスが崩れると、生理周期が変わり、排卵機能に影響をもたらすことがあります。
もちろん、妊活にも大きく関係してきます。
排卵が遅れて、うまくタイミングを合わせることができず、妊活の大きな妨げになったり…。
男性にも悪影響
男性が、ストレスを抱えてしまうと、精力の減退や精子の質が低下することも
あります。
その影響から、子供が産まれたとしても、奇形児出産のリスクが高くなってしまいます。
このように、女性はもちろん、男性の妊活においても悪影響であることがわかります。
妊活中の多くの女性が、仕事を辞めるか辞めないかで悩んでいます。
メリットとデメリットをよく考慮して、ご夫婦で一緒に考えてみてください。
仕事を辞める4つのメリット
ストレスの軽減
仕事による負担が軽減される。
自分の時間が作れる
時間の余裕が生まれ、趣味、買い物、友人とお茶など…、自分の時間を楽しめるようになる。
生活のリズムが整えられる
妊娠しやすい体質にするため、22:00~26:00の時間帯を、しっかり深い睡眠に当てて、6時間はしっかり寝ましょう。
仕事をしていると、朝は早く起き、夜遅くに寝る、そんな生活を送っている方が多いと思います。
就寝時間が不規則だと、ホルモンバランスの乱れが生じてしまいます。
仕事を辞めることで、生活リズムをしっかり整えましょう。
妊活に専念できる
妊活をしている方は、治療に専念できます。家事や仕事と、妊活の両立は大変だと思います。排卵日は待ってはくれません。
排卵日のタイミングを逃せば、また1ヶ月後の排卵日まで、待たなければいけません。
仕事を辞めて、妊活に専念できるということは、治療を少しでも早く終わらせることにつながります。
仕事を辞める4つのデメリット
「産休手当」がもらえない
辞めるということは、受けることのできた手当や権利を放棄するということになります。その一つが産休手当です。
本来、続けていれば、産休期間の日数分だけ受け取ることができます。
しかし、辞めてしまうと月々のお給料も無くなり、お産に関わるこういった手当金も諦めなくてはいけません。
家にいる時間が長くなる
炊事、洗濯などの家事が中心になり、家にいる時間が長くなります。上手な息抜きの方法を考えなくてはいけません。
収入源が減る
妊娠にはお金がかかります。仕事を辞める大きなデメリットとしてはやはり収入源が減ってしまうことです。
夫の収入や貯蓄などで妊活に必要な費用を払い、さらに生活も支えることができるならば、辞めてもデメリットは少ないかもしれません。
参考になりましたでしょうか?
メリットとデメリットを総合的に考えて、それぞれのご夫婦にとって、一番良い方法を話し合ってみて下さい。
豊中市 池田市で不妊治療ならぽん鍼灸院にお任せを!
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。